届けたい。
ありのままの野菜を。

米を育て牛を飼う岩手県の農家に生まれ育つ。学生時代は野球に明け暮れ、学校卒業後はスポーツトレーナーの道へ。

2011年に発生した東日本大震災でライフラインが寸断された際に、山水を飲み、薪をくべ、備蓄食料で何不自由なく生活できる農家の暮らしを見て一念発起をして2015年に農業を開始。就農当時は飲食店やお花屋さん、深夜からの新聞配達の仕事の掛け持ちをしながら農業を続ける日々を送る。作った野菜をリアカーに積み込んで売り歩く、地道に少しずつお客様に知って頂き、2019年からは農業一本に集中。

農薬や肥料に依存しない農業を実践するだけでなく、「食べるものを作る人間として、食べられない人に躊躇なく分けられる農家になりたい」という理想を掲げ、日々野菜を作り続けている。